HOME>ホットトピックス>侵入者による犯罪を防ぐ防犯性の高い住宅の重要な要素

県内で発生している住宅侵入窃盗犯罪の状況

南京錠

埼玉県で発生した刑法犯罪のうち、住宅侵入窃盗(空き巣、忍び込み等)の件数は令和2年のデータで、1,659件で、前年比で33.2%減少しています。また平成16年の14,790件と比較すると、88.8%の減少となっています(埼玉県HP 県内の犯罪情勢(令和2年)より)。これは住宅侵入窃盗といった犯罪の発生しにくい、防犯を意識した街づくりによるものだけではなく、鍵に対する意識の向上も関係していると考えられます。

住宅における外部からの侵入対策

積み木

住宅における鍵について、外部からの侵入を防ぐ効果があるとされる対策は、扉や窓に対して、鍵の設置数を増やすワンドア・ツーロックや、2000年代前半以降に急速に普及したピッキングに対する防犯性の高いディンプルキーの導入、古いシリンダーキーからディンプルキーへの交換等があげられます。埼玉県では、上記のような鍵の強化、窓ガラスへの対策など、住宅の構造や設備の防犯対策が全国統一の防犯性能認定基準の要件を満たしたマンションに対して、防犯優良マンションとして認定する制度があり、既に認定を受けているマンションが県内に複数存在し、防犯性の観点から注目されているそうです。このような防犯への取組みを進めた結果として、埼玉県の住宅侵入窃盗犯罪の件数が下がり続けており、将来に向けて誰もが安心して暮らせる埼玉県となることが期待されるところです。

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